福澤諭吉は9人の子どもに恵まれました。4男5女です。世間では女の子を軽視する傾向があるが、こんなばかげたことはない、自分は子どもを男女でわけへだてをしたことがなく、9人の子がみな娘だってかまわないと『福翁自伝』で述べています。
女の子には里、房、俊、滝、光と美しい名を付けていますが、男の子に対しては、名前は符牒(見分ける印)にすぎず、歴史上の偉人の名を付け名前負けするようではいけないという持論通り、飾り気なく一太郎、捨次郎、三八、大四郎と命名しました。

福澤一太郎 (長男)
(1863-1938)
福澤捨次郎 (二男)
(1865-1926)
中村里(長女)
(1868-1945)
福澤房(二女)
(1870-1954)
清岡俊(三女)
(1873-1954)
志立滝(四女)
(1876-1970)
潮田光(五女)
(1879-1907)
福澤三八(三男)
(1881-1962)
福澤大四郎(四男)
(1883-1960)