〈不滅の福澤プロジェクト〉特集展示「福澤諭吉と人材育成ー近代教育と津田梅子ー」〈終了〉

特集展示「福澤諭吉と人材育成ー近代教育と津田梅子ー」を行います。

令和６年（2024）年７月３日、福澤諭吉は４０年つとめたお札の肖像を交代いたします。
福澤諭吉は、昭和59（1984）年に最高金額である１万円札の肖像に選ばれました。お札の肖像は、精密な肖像写真が複数残っていること、その人物が国民に広く知られており、かつ業績が複数残っていること、その人物が国民に広くしられており、かつ業績が広く認められていること、お札の肖像に相応しい品格を持ち合わせていることが選定理由としてあげられています。

福澤諭吉は教育や執筆活動を通じて西洋思想を啓蒙し、日本の近代化に貢献しました。
福澤自身の経験から門閥制度を忌み嫌い、『学問のすゝめ』等を通じて独立と自由の思想を広めましたが、その中には女性の権利に関する活動もありました。

福澤にとって男女同権、女性の社会進出は女性の地位向上にとどまらず、日本の近代化にとっても重要なファクターでした。
本展示ではごくわずかですが、福澤の女性論や近代女子教育についてご紹介します。
また、次の５千円札の肖像である津田梅子と福澤のつながりについてもご紹介します。

期間：６月２９日（土）～９月１日（日）
会場：福澤記念館　１階、２階展示室（一部）